ホテルのサービス料について

ホテルのサービス料とは?

日本のホテルや旅館特有の料金制度であり、欧米のホテルでは通常このような料金制度

は存在しません。

元々はホテルや旅館のノーチップ制の代替策として、利用料金から一定の割合で奉仕料

を請求するもので、チップの代理収受という考え方が基本でした。しかし現実には、従

業員に還元されることはなく、ホテルの収入の一部としての認識が定着しています。

サービス料は、一般的には多くのホテルや旅館で利用料金の10%に設定されています。

 

サービス料に消費税はかかるのでしょうか?

消費税は、事業として対価を得て行われる取引に課税されますので、サービス料にも消

費税はかかります。

 

多くのホテルで表示されている料金には、サービス料と消費税が含まれていますが、一

部サービス料および消費税を含まない料金が併記されている場合があります。

その場合には、室料とサービス料を足した額に消費税が上乗せされることになります。